「おんま」の由来とロゴマークについて
私どものクリニックがある金沢市大桑町一帯の犀川流域は、約80~140万年前(新生代
実は明治~大正時代、この地域は「大桑」と書いて「おんま」と呼ばれていました。
町名についてはその後文字通り、大桑町「おおくわまち」と呼称が変わりましたが、
金沢市に生まれた院長は、小学生のころから化石を採りに来たりしてこの地域に親しみを感じていました。この度、縁あってクリニックを開くことになり、来院された皆様方にも大桑を知っていただくための小さなコーナーを設けました。
大桑層では、ゾウの化石も見つかっていて、当時生息していたアケボノゾウと呼ばれる
当院のロゴマークは、今は絶滅したこのゾウをモチーフにしました。
またゾウの耳には、大桑層から産出される代表的な化石であるホクリクホタテ(絶滅種)がデザインされています。
院長が昔、大桑層から採取したホクリクホタテの化石
よく見ると、みなさんのおうちの食卓に上がるホタテガイ(右側)よりも貝殻の筋(放射肋)の数が少ないですよね。
(犀川最上流にはその昔、金などを採掘する倉谷鉱山がありました。その名残りで、今でも少しですが犀川から砂金が採れます。ロゴマークでもキラキラと輝いていますね。)
※犀川は流れの急なところがあるので、子供たちだけでは絶対に行かないでね。
化石や砂金についての詳しい情報を知りたい方は、石川県立自然史資料館(〒920-1147